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August 31, 2020
センサーデータによる業務効率化の期待される効果についての検証(考察)
ユースケース
・距離センサーを用いたユースケース
・人感センサーを用いたユースケース
・マグネットセンサーを用いたユースケース
IoTの先端技術を都市機能に適用することで、人々の生活の質を高め、継続的な経済発展を目指すスマートシティへの注目が高まっています。駅構内では、駅設備の利用状況の検知やゴミ回収作業の効率化を行うことができます。
駅構内のような人が集まる施設では、トイレのような特定設備に人が集まることで、利便性が低下する課題がありました。
また、駅構内のような広い施設でのゴミ回収では、ゴミ回収のために設置場所まで行ってからでないとゴミがどれほどあるのかわかりませんでした。そのため、少量のゴミであっても回収作業員を雇わなければならなかったり、ゴミ箱が溢れかえっていても回収の時間まで放置せざるを得ませんでした。
距離センサーを用いることで、ゴミ箱の現在のゴミの量を把握することが可能です。これにより、清掃タイミングの効率化を行うことができます。
人感センサーを用いることで、座席などの使用状況を把握できます。マグネットセンサーを用いることで、トイレなどの使用状況を把握できます。これにより、設備の現在の利用状況を駅利用者に見せることができ、利便性の向上に繋がります。
デバイスを設置する際、ゴミ箱のような既存の設備に取り付ける形で設置する場合があります。そのような場合、設置する環境に合ったデバイスを使う必要があります。ORSO X-SENSING IoTプラットフォームは、中国サプライチェーンからのデバイス調達、自社での設計・開発を行なっています。目的・設置環境に合ったデバイスの調達を行うことができます。
IoTシステムを構築するためには、ハードからソフトまでやることが多くあります。ORSO X-SENSING IoTプラットフォームは、デバイスの選定からデータの可視化まで一気通貫したシステム構築を行なっています。各ベンダーとの個別調整にかかるコストを削減できます。
業務改善をするためには、現場スタッフにシステムを活用してもらう必要があります。ORSO X-SENSING IoTプラットフォームは、既存の現場オペレーションに適用するためのカスタマイズを行なっています。駅構内の場合では、清掃スタッフがこれまで紙で行なっていた作業をスマホで行う仕組みを追加開発できます。