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August 31, 2020
オフィスビルの感染症予防に効果的と考えられるソリューションについて
ユースケース
・ビーコンを用いたユースケース
・マグネットセンサーを用いたユースケース
・温湿度センサーを用いたユースケース
・CO2センサーを用いたユースケース
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大が続く中、各企業では従業員が安心・安全に働ける職場づくりが求められています。三密を避けることが、感染症対策に有効です。オフィスを定期的に換気したり、人が密集することを避けることがとても重要になっています。
従来の換気の管理は、人に大きく依存しており、正確な管理が困難でした。例えば、換気忘れや、業務終了後の閉じ忘れなどが発生していました。また、人の密集を避けることについても、従業員の意識に任されたものとなっていました。
IoTセンサーを用いることで、定量的な数値に基づき感染症対策を行うことができます。
マグネットセンサーによる窓の開閉状況の検知と、温湿度センサー・CO2センサーによる室内空気の計測により、換気の管理を行うことができます。ビーコンデバイスを用いることで、人の密集を検知することができます。
オフィスビル全体にデータ取得用のデバイスを設置することになるため、その管理や運用が非常に困難になります。しかし、ORSO X-SENSING IoTプラットフォームを用いると、複数デバイスの運用を容易に行うことができます。具体的には、Web画面でデバイスの電池残量、通信状態を一覧で確認することができます。
ORSO X-SENSING IoTプラットフォームは、LPWA通信に対応したデバイスを用意しています。LPWAとは「Low Power Wide Area」の略で、「低消費電力で長距離の通信」ができる無線通信技術の総称です。オフィスビルのような広い施設でも、LPWA通信を用いたネットワークを張り巡らせれば、取得したデータを無線でクラウドに送ることができ、オフィスビル全体の状況を現地に赴くことなく確認できます。
ORSO X-SENSING IoTプラットフォームは、ユーザー招待や各種設定を行う管理ツールを提供しています。管理者のみが各種設定を行えます。換気状況などの画面は、招待されたユーザーのみが閲覧できるためセキュリティ上安心してご利用いただけます。